多田川支流蛇谷 【多田ヶ岳】
2014-06-15
2014年6月15日(日) 参加者 バンビ・デイジー・しんちゃん梅雨のあい間。
今日は初めての沢に行くことになった。またおなじみの若狭へ。
あと一ヶ月もすればらくらく高速になるが、今回は2時間半かけて遠敷トンネルを出たところにある多田ヶ岳登山口の駐車スペースに停めた。
時間は7時半。
林道を少し歩くが、最初から沢靴で歩く。8時10分位に出発。
このゲートを越えて行く。

20分も歩くとこんな堰堤が。
右側は簡単に行けそうだが、堰堤の向こうは絶壁
ここはいったん河原に降りて反対側から堰堤を越える。

越えて河原に降り立つと、右手に本谷。
蛇谷は左のうっそうとした藪の中だ。
右側を少し巻いて奥に入って沢に入る。

初めは暗くて狭いが、少し行くと滝が連続してあって、明るくもなり、楽しく遡行できる。


登れそうにない滝はあっさり巻いて行く。






遡行を初めて1時間、高低差が150mしか行けず、時間がかかるなぁ…と思ったが、急登はそこまで。
その後は快適な滝登りをしながら、時には赤いナメや蒼いナメ、しましまのナメなどもあってなかなか楽しい。



倒木が多くなって、水も枯れるか?と思うくらいになってきた。


470の二俣を右に取り、さらに540辺りは左に取って、コンパスで合わせると右前方が山頂のようだが、傾斜はかなり急なので、少し左に振りながら登って行った。
バンビとデイジーはすっかり左の方に振ってコルを目指しているよう。
でも、私の前方は明るい。もうちょっとで傾斜も緩くなって行くようなのでそのまま前進。
すると山頂かなと思う方から人の声がする。さらに緩くなった斜面には踏み跡が…
デイジーとバンビに、踏み跡があるよ~人の声がするよ~と叫ぶ。
なんか、コルで靴脱ぐし、ご飯も食べるなんて言っているけど、山頂はほんの2-3分のところ。
「山頂に行ってるよ」と叫んで登った。
山頂はすぐで、360度の展望が目に飛び込んできた。12時
しかも10人くらいの人達に出迎えてもらった。
「どこから来たの?」「写真撮ってあげようと待ってたよ」「話声がよく聞こえたから、他にもいるんだよね」
などと質問。沢のいで立ちが珍しいようで、ひとしきり話の花が咲いた。
で、撮ってもらいました(*^_^*)

10人くらいの人たちとサヨナラしてからは、この展望を独り占めしながら、靴を履き替えお昼ご飯を食べました。
そんなにしてたら、デイジー達が登って来て、3人で記念撮影。12時50分。

登山道はけっこう急で、気を抜くとずるっといきます。
途中からは沢沿いを歩いて、林道に入った。
林道にこんな綺麗な花が咲いてました。

駐車地点に14時40分到着。
蛇谷は、名前の通り細い谷だった。
登れなくて巻いた滝はたしか3本。後はシャワーありの楽しい滝登りだった。
ナメもあったし、岩はあまり滑らなくて、入口のうっそうとした景観からは想像のつかないいい谷だった。
しかも、詰めの藪も濃くなくて、すんなり山頂に行けたのも良かった。
今年話題の「毛虫」も全くいなかった!(^^)!
それにしても、「遠敷」はなんて読むんだろう?
地名は難しい…
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