折戸谷・割谷 遡行

　2014-05-24

2014年5月24日（土）　　参加者　　バンビ・クララ・デイジー・しんちゃん

今年の沢初めは、3回目の割谷。
5時半に多治見を出発。

7時半に駐車地点に着いた。堰堤の工事は去年完了していたので、工事車両もいなくて静かだ。


8時5分、堰堤の脇から入渓


このころは新緑がまぶしくて、自分も染まってしまうくらい。


小滝がいっぱいで、それぞれに越えていく


滝もそんなに大きくなくて、これは左岸を超えた。直登してもいいけど、まだ水が冷たい。


左に３段の滝をみて過ごす


滝は小さいが釜があって、まだまっすぐに入るには冷たいかな…




この滝は左岸を巻く


取りかかりは土がずるずる、上は脆い岩があって慎重に。


バンビが先行してくれたので、ありがたくザイルを降ろしてもらう。


デイジーの後は私。


ノーザイルで行けるかもわからないが、安全が第一。ザイルの出番はここだけ。


３回来てる沢だが、ニリンソウに出会ったのは初めて。


ゴルジュ


クララの後を行くと、微妙なバランスやらヌメヌメ岩を登らなくてはいけない。


手前の落ち口をシュリンゲで引っ張ってもらった。私には足が届かなかった(T_T)


炭焼きの跡で休憩。
今年は毛虫が多い？
先日南山へ行ったクララが「毛虫いっぱいぶら下がっていたよ～」
今日も休憩をしていると、上から…
毛虫？いえいえ、青虫だね。


しばらく行くともう終わりかな～と思うくらいに…


でも、小滝が続く。


やっと濡れる決心がついたのかな？


お風呂がありました。
紅葉のバスクリンですょ


水がなくなって、二俣です。
左に行くと841P
右に行くと登山道と合流するコルに出ます。１１時２５分


ここで大休憩。沢靴を脱いで、お昼ごはんです。


１時に出発。
去年ここからコルまでにデイジーは手袋を落としたのですが、あるかな～と言いながら…
ないですよね～

登山道に合流。琵琶湖がでっかい。


イワカガミ。登山者もいっぱいです。


820辺りから841のピークに向かって登山道を外れます。
ほどなくピーク
ここで高度計とコンパスを合わせて、降りる尾根を限定します。


この割谷は、下降に使うこの尾根が良くて来るのです。
ブナの林で、癒しです。


670のコルからひと登りで727のピーク。
林の様子はブナからバイケイソウの畑に変わります。


急降下すると送電線の鉄塔に出ます。


なんと、こんな人工物が…
碍子の交換のためのもののようです。


しかし…
この足場の出現で、降りる方向をすっかり間違えてしまい…

それはそれは…　　　延々と急斜面をザイルを使って降りることになってしまいました。
なんて、ちょっと大げさですが、20ｍと30ｍのザイルをつないでダブルで３ピッチ、急斜面はほんとですが、降りました。

途中でデイジーだけが反対側に降りてしまいちょっとの間行方知らずになってしまったのだけど、湯の花谷に降りてしばらくして合流しました。（良かった）
あとでみんなで検証したんだけど、あの足場の真下から左側に降りていかなくては行けなかったのではないか？と。
私達が降りた谷は少し上流だったから。
谷に降りた時、降りた斜面を見上げたら、よく無事で降りれたなぁって思うくらい急だった。
みんながザイル持っててよかったね。

そんなこんなで、山の中で訓練までしちゃって、車に着いたのは15時40分。
今日は早く着くぞ～って思っていたのに、1時間も山ん中で遊んじゃいました。

おかげで、帰りに寄るつもりだったＡコープの「イカゲソ寿司」が買えませんでした(T_T)

3回も行ってる沢なのに、下降の時毎回違ったところを降りることになる。
まあ、決まったところがあるわけでもなく（負け惜しみです。送電線巡視路を降りるんです）無事に帰るのが大事だから、よしとしましょうね。
今日も1日楽しかった。やっぱ、自分で決めて歩くのは、楽しい！ね（*^_^*）