御嶽山、田の原から
2013-12-01
2013年11月30日(土)~12月1日(日) 参加者3名昨年入ったダンボさんの雪上歩行訓練とテント山行。
スキー兼用靴にアイゼン。
田の原からの御嶽ならちょうどいい訓練になるだろう
天気も良さそうだし…
6時10分多治見発、3時間超でおんたけ2240の駐車場に着いた。ここからゴンドラ(片道1200円)で上まで行く。

10時20分、スキー場上部に着いた。
中央アルプス、乗鞍とよく見える

ここで腹ごしらえして、程良い斜面で滑落停止の練習。
でも雪がやわらかく距離も短いので、また上でしようかとなった。

11時10分、御嶽神社の鳥居をくぐり、30分位歩いて今日のテンバについた。
中央や甲斐駒が見えるいいところだ

今夜のお宿。3人にはもったいないくらい広い。

まだ宴会には早いので、散歩に出かけた。
向かう御嶽山頂方面は雪煙り?風が強いのか?

登れば登るほど眺めが良くなる。もうすぐ森林限界?と思いながら登って行くがなかなか…
下からドナルドが呼びに来たので戻る。

2時頃から待ち切れず乾杯。
ワインを持って来たのだが、これがなかなか美味しい。
山談義に切れることなく話は弾み、晩御飯もすんで、来年の抱負を話す頃はもうダンボさんはうとうと夢の世界に…
私は今回軽量化を試すため、シュラフの下のマットを100均の銀マットにしてみた。
シュラフは春秋用。さてどうなる事か…
8時半にお休み…
でも…上を向けば背中がごつごつ…横になれば雪の冷たさがジンと伝わってくる…
もう我慢できなくて、ザックから新聞紙を2日分取り出し銀マットの下に敷いてみた。
うん…これはすごい。雪の冷たさが和らいで、これなら肩が凍傷にならず寝れそう。
4時、起きた。
夜中に新聞紙を敷いた話をドナルドにしたら、「寒さに身体を慣らすことが先」って。
う…ん… 前向きにがんばろう

12/1
5:55 夜明けが近い。月が影になった方の輪郭まで見える。

今日の朝ごはんは肉まん。お鍋でふかしてそれはそれは美味。
6:25 周りは明るくなってきた。
6:35 出発

振り向けば陽が登ってきた

向かう方には怪しい雲が…

もう一度振り向くと、中央の上にはレンズ雲。やな予感

森林限界を過ぎれば雪は固くなりところによってはアイスバーン
ダンボは兼用靴にアイゼンなので、登りが急になると脛が痛いらしい。
9:53 あと少しで王滝頂上だ。

ここから少しガスが薄くなり目指す方の岩峰がうっすらとみえた。

斜度は急になって来たがアイゼンの効きが気持ちよく、程良い緊張の歩きだ。
王滝頂上に10:05

王滝頂上で20分も休憩をして、山頂に向かう
一瞬山頂が見えたけど、その後は全くガスの中になってしまった。


風の通り道を歩き、いつもの階段は登らず、裏手から岩の間を山頂に向かった。
11時山頂に着いた。

ちょうど単独の男性が来て、ありがたく撮ってもらった。

王滝頂上に11:30に戻りちょっとした斜面で滑落停止の練習。

さらに下り、ここなら急だからどう?って滑落停止の練習をさらに…
のりのりのダンボさんはなかなかうまくなってきた。

帰りはあっというまで、途中になんども練習をしたけど13時にはテントに着いた。

それからは、テント撤収。長い長いスキー場と林道とまだ雪が少ないスキー場をひたすら歩いて駐車場に。

このスキー場歩きが一番疲れた。
この時期の御嶽山。雪と岩がミックスでしかもアイスバーン。
アイゼンの効きもよくていい訓練になった。
下りは滑落の危険が大きいから歩行訓練にもなった。
厳冬期前のテント泊訓練にもなった。
翌日、富士山の滑落遭難を知り、富士山に比べたらまだまだ優しい御嶽山だけど無事に帰ってこれて良かったと思った。仲間に感謝

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