南駒ヶ岳から越百山へ
2013-11-03
2013年11月2日(土)~3日(日) 参加者3名本格的な冬山に入る前に、ちょっと訓練山行と親睦を兼ねて雪がありそうで近場の山をと南駒ケ岳に行くことにした。
7年前に同じコースで周回したが、日帰りだった。
今回は擂鉢窪避難小屋に行きたいということもあって、珍しく避難小屋泊まり。
当然、アイゼンもピッケルも持って出かける。
11/2 多治見5:00=7:05林道終点P7:20~8:30ニワトリ小屋橋8:45~5合目10:00~2591P13:00~
15:05山頂15:10~擂鉢窪避難小屋16:00
11/3 小屋7:45~南駒ヶ岳8:45~越百山11:50~12:40越百小屋13:05~(途中で友達と逢う)
登山口16:00~P16:50
長い林道歩きが始まった。この辺りはまだ紅葉が…

歩くこと1時間10分。やっと登山口だ。橋の向こうの階段を上がって行く。

登山口には「山頂まで5.5時間」とあった。
以前行った時も確かにそれくらいで歩いた。
2591のピークには「山頂まで1時間」と。ここまではそんな感じできたのであと1時間で山頂か~
ガスが出てきたし風も冷たくなってきたけど13時には山頂。雪がなかったらそのまま越百避難小屋に行ってもいいかな?とまで思っていた。(実は明日、山仲間のひめいちげさん達が越百山へ来るので)
でも標高差250m…
こんな感じの這松地獄+岩稜帯
おまけにみぞれまで降ってきて…
ここに50分位かかった。


そこに追い打ちをかけるように「山頂まで45分」の道標
道標を信じたらダメ!!!!!
さらに岩を登ったり大きな岩を飛び飛びしたり…
霙はおさまったけど…風が吹く
その風で、見る見るうちにエビのしっぽが…
目の前でどんどん発達するエビのしっぽは初めて見た



やっと山頂。すでに15時


すでに周りは冬景色だ。予定通り擂鉢窪避難小屋へ向かう。
稜線は風が強かったけどカールの中は穏やかだ。
下には小屋がガスの切れ間に見えてきた。

今夜のお宿


小屋の中はとてもきれいで水も(雨水)蓄えてある。
今日はテントも持ってきてるので広い板の間に張らせてもらう。
小屋での夕焼けも楽しい晩餐も、ばっちりカメラに収めたはずなのに…なぜか撮れてなかった

5時頃空木から来たという4人のパーティがきて、小屋の泊り客は7人となった。
夜、外に出たら松川?の町の灯りが瞬いていた。すごく綺麗…
夜中風の音は半端なく…明日の稜線歩きが気になってしかたなかった。
次の朝、南アルプスの夜明け

4人組は6時過ぎに出かけて行った。
私たちはそれから朝ごはんを食べて7時45分の出発。
稜線までコルの窓を目指す。
稜線に出ると風が強い
空木の方

南アルプス

南駒ヶ岳の山頂直下から避難小屋

300m登って南駒ヶ岳から超百山方面


昨日登った北沢尾根

潮見の後ろから富士山が。

レンズ雲があるし、木曽の方からは黒い雲が…
やっと越百山

ひめいちげさん達3人が今日越百避難小屋泊まりで登って来るというので、小屋辺りで会えるかな?と小屋に急ぐ。
小屋でカッパや防寒着などを脱いでしばらく待っていたけど来ないので降りることにした。
30分も降りると賑やかな声。
やっと逢えた

しばらく立ち話をする。明日は天気次第だけど私たちの逆回り。
30分も話して尽きないけど(今度は泊まりでね)わかれて降りる。
1750のピークを降りたあたりから雨が降り出しカッパを着て歩く。

雨にぬれる紅葉も綺麗だ。
今回は良かったのか残念なのか、積雪はなく、アイゼンもピッケルもボッカになった。
なにより、冬靴が…重くて…
足が攣りそうになった。まったく…ダメですねぇ
雪山に入る前のいい訓練になりました。
それにしても、おおよそ1日目登り1750下り300、2日目登り450下り1900…よく歩いたもんだ

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