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明神岳主稜~前穂高岳 合宿パート2

 2013-08-17
2013年8月15日(木)~17日(土)  参加者3名

2-3年前に前穂高北尾根に行った時、前穂高から明神へいつか行きたいと思った。
もっと前にひょうたん池に行ったが、その時見上げる明神岳は穂高連峰にあって近寄りがたいけどあこがれの山だった。
去年私達の会に入会したダンボさんは先日の源次郎には家庭の都合で行けなかったので、ぜひ夏山のテント泊を堪能してもらいたく、憧れの山への山行に誘ってみた。

ダンボさんは、テント泊は5月のスキー合宿から2回目。
岩には南山や一壁で練習しているのでいいだろう。
今回はデイジーがCL、私がSLだ。ダンボの調子をみながらの責任ある山行だ。

お盆の真っ最中とあって河童橋までは人がいっぱい。
でも岳沢への道に入るとそれなりに静かになった。
よくめじるしにされるところ
ここから明神岳への尾根に入る。8時55分
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けっこうな急登で2時間強
外傾した岩場
肩の荷物が重たいけどもう一踏ん張り
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右側はすっぱりと切れている。登りきるとこんな感じ
さらにフィックスロープが付いていて、木が茂っているので恐怖感は無いけど痩せた尾根を急登する。
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もうすぐ5峰手前の台地だ
なんといってもこのさっぱり感がたまらない。
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13時、5峰手前の台地にテント設営場所をさがす。
テントがちょっと大きいのでここがベスト。台地は広いが張れる場所は限られている。
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テントから焼岳
ここは西穂から奥穂も霞沢も蝶も、贅沢な眺め。
まだまだ元気なダンボも大満足
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持ち寄った焼酎と夕飯でほろ酔い加減になり、山談義や子供のことや話も尽きないけど、明日も早いのでテントに潜り込む。
シュラフカバーは暑いからと夏のシュラフを引掛けて、ごろ寝だ。

夕方からゴロゴロ言い出した空が、夜中にとうとう泣き出した。
大粒の雨と閃光…
2600m程なのに暑くてなかなか寝れなかった。

しかし、朝には雨も上がって爽やか!
6時発
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5峰に到着
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4峰手前で振り返るとさっきは高かった5峰が下にみえる。
とがったピークはかっこいい
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4峰から明神岳を眺める
3・2・1 と並んでみえる。2峰のとがったピークが明神槍
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さらに右へ視界を広げると明神からの尾根がひょうたん池の方へ行く途中にラクダのコルが見える
明神東稜登攀はここだね。
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3峰にむかう
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3峰を巻く
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ザイルを使うほどではないが、切れ落ちた岩場の登りが時々あって、三番目の私は緊張だ。ダンボに手足の指示を出したり落石の餌食にならない様避けてみたり。
いつもよりしっかりしなくては!と気合を入れる。岩稜登攀も板について来たね?!

3峰を降りて振り返った3峰は向かったときとは違った形だ。
2峰はけっこう早く到達出来た。
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2峰からの下降点
錆びたピッケルが迎えてくれる。
岳人のおかげだろうか、新しい残置シュリンゲがあった。
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デイジーが降りる。
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いったん降りた所からトラバースすると次の下降点があった。
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降りたところからとても登れそうにないくらい急なガレ場を直登に近く登る。振り返って懸垂した斜面を見ると、残置されたザイルが垂れていた。回収できないまま残されたザイル。
必死に降りたのだろうか。下降点が違っただけでも大変な思いをするだろう場所だ。
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6時に台地を出発して4時間25分
明神岳本峰に着いた!

奥又白池
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向かう前穂高岳
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奥穂、そして吊尾根
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三角点も山名もない、明神岳山頂
23山頂

山頂を踏んで、ホッとするのは甘い…
なぜならここから前穂まで少なくともピークが2つはあるしガラガラの、地図で見てもどこをどう歩くのか考えてしまうところだ。

30分ほど満喫して、11時出発

正面一番奥が前穂高岳
こんなにガレた斜面
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大きく上り下りを過ぎ、最後の懸垂
写真上部に最低コルの奥明神沢のコルまで降りる。
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そこから300m程登る
もうヘロヘロ…
後ろに明神岳が、かっこいい
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14時10分、前穂に到着

もう登らなくていいんだ…と思ったら、なんだか嬉しい
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重太郎新道ははしごや鎖があって歩きやすいが、なにせ疲れているから時間がかかる。
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大きなテントなので、河原に張った。
岳沢のテン場には6時に着いた。(足に力が入らないとダンボ。がんばれ!がんばれ!!!)

12時間も歩いたのは初めてのダンボ。2回目のテント泊は刺激が強かった?
でも、すぐにのど元過ぎちゃいますよ(^^♪

17日朝
テン場からの乗鞍岳
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今日は上高地まで歩くだけ。
憧れの明神岳に行けて良かった。
何事もなく、静かで厳しく暖かい山に行けて良かった。

3人3様の役割分担をし、励ましたり教え合ったりしてクリアした。仲間に感謝!!!


テント泊装備一式
懸垂下降用具・シュリンゲ数本・カラビナ数枚・8㎜50mザイル1本
その他必要と思われる装備
水、各自4ℓ以上+α
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