鍋倉山(揖斐) 親睦山行
2015-08-29
2015年8月29日(土) デイジー・しんちゃん・ティンカーベル・ダンボ・クララ・ミスバニー+Oさん
鍋倉山にて懇親会を兼ねた山行を行いました。
当初、木曽の風越山にて計画していましたが、天気の状況で急遽、雨がしのげる小屋のある、春日村の鍋倉山です。
出発60分前まで豪雨で、出発時もまだ雨が降っておりました。
ひたすら天気予報を信じて、懇親会だけ念頭に出かけました。
雨はやみましたが、ニョロ(ヒル)の大軍団の襲来と、低山の高湿度下での登り、足場の悪さ(全体に滑る山道、木材の間の悪い階段)で、たかだか数時間の登りでしたが結構こたえました。
出発はこれからの苦労を予想だにせず、安易な気持ちでGO!メンバー6名と客人1名での出発です。

雨は止んでいるのですが、汗が雨の代わりに滴り、足元は滑って気が抜けず、ニョロの来襲で暫し足を止めての応戦状況が続きました。

9合目まで来ると、まさに素晴らしい宴会場がありました。
乾いていれば外でよかったのですが、今回は管理が十分されている小屋の中で、鉄板焼きで盛り上がり。

頂上はまあ踏んでおこうかといった気分で、荷物無しで念のため。
中途半端な気持ちに呼応して、散策道みたいな小路が続き、東海自然歩道の峠といった頂上に到着。
記念撮影、カメラに少し水滴がついていたようで、運の悪かった方ごめんなさい。


帰りも滑って転んで、車まで戻ってみれば、ニョロの攻撃で多数が出血しておりました。
苦楽で記憶に残る山行となりました。
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舟山十字路~キレット・赤岳・阿弥陀岳~舟山十字路 周回
2015-08-23
2015年8月22日(土)~23日(日) ティンカーベル・デイジー・しんちゃん舟山十字路から赤岳周回(西岳~権現岳~キレット~赤岳~阿弥陀岳)
八ヶ岳を南側から登ってきました。西側より変化に富んでいて、面白かった。
舟山十字路から西岳をまくようにして1/4半周し、そこから延々と登りが始まります。なかなか疲れました。

青年小屋からは展望もよくなり(ガスがとりまいていましたが)、編笠山は縦走路から外れていることを理由にパスして権現岳へ。
なかなか刺激的かつアルペンムードの漂う山です。

権現岳の途中から編笠山を振り返り観れば、北の蓼科山、南の編笠山となんとなく八ヶ岳連峰の両端がこれらの山で閉じているような気持ちがしました。

もう少しで権現小屋。まだまだ先は続きます。意外と道は険しいので、飽きずに進めます。
権現山頂上は意外にこじんまりして、山容に比べてその存在感はあまりありませんでした。

キレットに入り、小ピークの登降が続きます。
このためキレット小屋は隠れて見えないのですが、前方には赤岳の姿がガスの中から圧倒的な大きさで迫っています。

キレット小屋キャンプ地から見た赤岳方面。
明日あそこを越えていくと思うと心は踊り、本日の疲れた体からは冷や汗が。
ところでこのキレット小屋はどちらからも鎖場を越えなければならない珍しい小屋です。

あくる日はガスの中を核心から始まります。
道は整備されているけれど、集中力は必要です。
ここまで来てやっと、岩に圧倒的に囲まれ、岩と接して自分を支えるという世界に至れました。
特に南アや八は森林限界が北アより高く、なかなか樹林帯から抜け出せないので、より貴重な気がします。
でもその場でここまで感じていたっけ。

赤岳は着いてみればいつものようにあっけなく、人も増えて騒々しい。
ところでここでいただいたサプライズドの冷たい梨は、孫悟空が食べた不老長寿の蟠桃よりおいしいのではないかと思うほどの美味でした。
ここまで担ぎ上げていただき感謝。
早々に阿弥陀に向かいます。ガスの中から行く手の中岳、阿弥陀岳が見えてきました。中岳前の鞍部まで来れば、穏やかな道になって来ます。

振り返れば赤岳の姿が。
この山ほど東西南北で姿が変わる山を私はあまり知りません。
北からは特出した笠のように。南からは針峰の連なりとして、西からは溶岩のドームのように。

阿弥陀を越えればあとはひたすら下りです。ゴーロが終われば、滑る土道を木の枝をつかみながら下ります。
ひたすら急坂を下り、穏やかな御小屋山を過ぎれば(とはいっても2136mありますが)、フィナーレは緑の小路の稜線と続きます。

南側からの八ヶ岳は初めてでしたが、なかなか刺激的でした。八ヶ岳連峰は南に行くほど手ごたえが強い山であります。
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南竜ガ馬場 (石徹白から白山稜線)
2015-08-09
2015年8月8日(土)~9日(日) ティンカーベル・山のお友達Sさん 
最奥の山(別山)を越えていきました。いい山です。これを越えても道はまだまだ続きます。
奥白山というような名前にすればもっとみんなが来るとも思うのですが、むしろ人擦れしてないところがいいのかもしれません。

中央下の小屋の集まったところがテントを張った南竜が馬場です。上が白山。
頂上の左下のふもと(写真中央上)に室堂が見えます。
同行者は歩く体力はあるけれど、人の1.5~2倍かかるため、1日の行動時間が10時間を大幅に超えます。
3日目は取れないため、白山までの時間はない!結局南竜が馬場の往復でした。
トレランの方に声をかけると石徹白、御前ヶ峰を1日で往復するといいます。2名の方にお会いしました。

残念ですが、白山の射程圏に入ったので良しとします。以前室堂から写した今回の縦走路です。
一度はここをという気持ちがあり、今回石徹白を訪れるチャンスがあり、気持ちに火が付きました。
一つ山を越えると新たなシーンの展開がありとても素晴らしい縦走路です。アブとブヨもいっしょですが、いつも多くの高山植物の群生に囲まれています。
白水湖と三方崩れ山のシーンは飽きません。

北アルプス全体も俯瞰でき、今奮闘している仲間があの北鎌にいるんだなあと思うと感慨もひとしおでした。
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