fc2ブログ

南山クライミング訓練

 2013-10-30
2013年10月30日(水)  参加者1名

女岩は貸し切り状態。スタッティックロープを上から1本降ろし、
 
(1)アッセンダーで4m程登り、自己脱出としてロープシュリンゲで保持、アッセンダーからエイト環に変換、1m程下降してロープシュリンゲで保持、エイト環からアッセンダーに変換、登り返しを2回繰り返しました。

(2)救助のライジングシステムは1/3・1/6を支点一つで組んで見ました。

20131030-1 南山 6分1 ライジングシステム

20131030-4 南山 3分1 ライジングシステム


(3)直径30㎝以上の大木に支点を取る場合、マストで端末をダブルフィシャーマンにした場合に、ロープが濡れているとき、解きにくくなるのでカラビナを使った碇(いかり)結びを試してみました。これは実用になるか否か検証が必要

20131030-3 大木の幹に碇結び(カラビナ使用)




スポンサーサイト



タグ :

またまた、前尾根

 2013-10-27
2013年10月27日(日)   参加者4名

台風一過、今日は快晴の中、ダンボの前尾根デビュー。



のはずだったが…

なぜか、御在所は雨

テンションは下がりまくり…    風も強いんじゃない?

時間は7時半。とりあえず、東多古知谷の偵察に行くことに。
車道をしばらく戻って、谷に入る。表道があるので、歩いて御在所方面へ。

DCF00022.jpg


そこそこ歩くと、目的の谷が。
でもやっぱり今日は水の量が…

ドナルドは行け行けで、3人はテンションどこかに置き忘れ…

雨もまた降ってきたのでとりあえず車に戻って作戦を練る。

車を中道の下の駐車場に移動させて、天気が回復することを祈って歩きだすことにした。
目的地は一の壁。すでに時間は9時。

一の壁に10時20分
結構風が強くて、寒くて…
あんなに行け行けだったドナルドが「下でビレーしてる」なんて言い出すし…
005_20131028001325644.jpg

いるのは2パーティ。みんな寒そう。

もうじっとしてられないので、前尾根に移動。

とりつきに11時。時間も時間だし、寒いし、風が強いし、何パーティか入ってるし…
P7とP6 を繰り返しいろいろやってみよかってことで、ザックを置いて活動開始。

007_20131028001327dc2.jpg

P7の上のいつもは避けている垂直壁にチャレンジ

トップロープなので安心かな?
ここを2回ほど登って、上に移動。ドナルドが下2人のザイルを持って登る。
012_20131028001303ebd.jpg

ダンボも初めのチムニーを難なくクリアし、上部の出っ張りもクリア。ここも脚が届かんとかなんとかいいながらクリア。
021_20131028001305d93.jpg

P6は時間もあるし、人もいないので、チムニーに行こうということで、ドナルドがリード。
023_20131028001306ae7.jpg

ここです…
こんなとこ…どうやって?????
025_20131028001308f3d.jpg

背中ずりずり、足突っ張って(でも滑る)
ダンボが行きます。
028_20131028001309574.jpg

DCF00044.jpg

私も、ずりずり…
足も、短いので! 突っ張りきれないけど、がんばった!!!!!

もう、いや!
って言うくらい、がんばったら、上に着いた。ヤレヤレ…

時間も時間なので、ここからP6を懸垂で降りて、P7は巻き道を降り、取りつき戻って大急ぎで裏道を戻った。

今日は風が強くて、しかもいろいろありのクライミングだったけど、楽しかった
前尾根プチデビューのダンボも楽しめてよかったよかった。
次回は通しで櫓まで行けるといいね
タグ :

御在所藤内壁 前尾根

 2013-10-22
2013年10月22日(火)   参加者1名

20日の日曜日、南山でアイゼン練習の予定だったが、昼頃出発して瀬戸辺りで雨脚が強くなり中止とした。
自宅に戻って、家の石垣で傘をさして1時間ほど練習をした。

翌21日は天気も回復する予報もあったので、22日なら岩も乾くと読んで御在所に行ってきた。
自宅を5:20発、駐車場に6:50頃。

当初は、東多古知谷から前尾根の予定だったが、朝から雲行きも怪しく、東多古知谷は省略した。

一の壁に数人のグループが取り付いていたほかには、昼過ぎ頃前尾根p6あたりに上ってくるパーティーが見えるまで、前尾根は貸し切り状態で、実質9:30~14:15まで各ピーク3本くらい登った。

朝8時過ぎくらいまでは一部に青空も見え、国見峠の下付近の紅葉もきれいだったのだが、その後ガスが上がってきて、一の壁も時々見えなくなり、昼頃には霧雨状態となってしまった。

ただ、雨具を着けるほどでもなく、十分にムーブを確認することができた。
帰路も渋滞はなく、17時30分頃帰着した。
 
                      ドナルド
タグ :

大日平へ小屋閉め作業

 2013-10-21
2013年10月15日~21日(月)   参加者1名

小屋閉めの手伝いに行ってきました。

H25 10 17 薬師岳冠雪 (2)

10/16は台風26号 
10/17は初冠雪 小屋周辺で10cm程度の積雪で10/21には完全に消えました。

雪の薬師岳は晴天に映えきれいなものでした。

H25 10 17 初雪の大辻山方向 (2)


10/21 下山時にガラス窓に垣板を張り、積雪から窓が破れないようにしました。

H25 10 21 小屋締めで垣板の窓、物置 (2)


H25 10 21 称名滝遊歩道のスズメバチの巣(拡大) (2)

10/19 ~10/21 まで称名川 下の廊下、中の廊下のテレビ局からの取材は天候悪く中止になりました。(水量が多く称名滝の横に落差500mのハンノキ滝が出た)

称名川 下の廊下は称名滝(4段落差350m)の右岸を上るか、大日平から藪漕ぎして、120m懸垂下降しなければ下の廊下の遡行はできないようです。テレビ局は50Liザック2個のロープを準備して(トータル240mか?)取材に備えていました。

称名滝遊歩道から80m位、山側に入った大きな木に、スズメバチの巣が有りました。ガイドのお姉さんは刺された被害者はいないと言っていました。
タグ :

秋晴の屏風山

 2013-10-21
2013年10月21日(月)   ひめいちげさんとありすさんとしんちゃん

土日と雨がよく降って、県連の山まつりも中止になった。
たくさんの人が訪れるはずだった屏風山。

今日は雨後の快晴の日
山友達と一緒に登った。

私を除いて二人は先週の木曜日にも登っているので、様子はわかっているのだけど、お付き合いしてくださって、毎度ながらうれしい。

雨で綺麗になった林にこんなに惜しげもなく日差しが降り注ぐ。
20131021-005.jpg

鉄塔からのながめ
20131021-014.jpg

20131021-015.jpg

途中の岩が累積するところにいっぱい落ちていた。
ちょっとかじってみたら、よく熟んでいるのは甘い。
20131021-017.jpg

上を見上げると、木になっている姿が…
20131021-019.jpg

頂上についた。
山まつりのためか木や草が刈り取られていた。
木曜日にはこんなでなかったそうだから、ここ2-3日に?
20131021-024.jpg

こちら側も…なんだかさびしい景色だと思うのは私だけ?
20131021-025.jpg

今日の黒の田
20131021-029.jpg

リンドウがあちらこちらに咲いてた。
20131021-034.jpg

枯れた色のかまきりさん
大慌てで隠れようとしてる
20131021-035.jpg

あかとんぼもひっそりと、秋だね。
20131021-037.jpg

紫色のはな。ひめいちげさんが名前を教えてくれたけど、忘れた…
20131021-038.jpg

今日も椅子にこしかけて、ランチです。
日差しが眩しいけど、やっぱり秋だね。

帰り道、これはきのこだそう。
20131021-040.jpg

これも、なんと、きのこですって!
20131021-052.jpg

これも、きのこ…ではなくって、リンゴのような実がいっぱい落ちてました。
20131021-046.jpg


家に帰って、実を飾ってみました。
後日、ひめいちげさんから、「あずき梨」という名前を教えてもらいました。確かに…形も味もその通りでしたね
20131021-058.jpg
タグ :

南山クライミング練習

 2013-10-14
2013年10月14日(月)  参加者3名

南山に8時半集合
今日はハイジ・クララ・バンビの3人だ。

女岩でダブルロープでお互いにリード・フォローを交替して登攀練習。
事前ミーティングで、ビィレィ解除・登ってこいの合図として、滝の音で聞こえないときがあるので、発唱しながら左ロープを大きく三回引けばビィレィ解除、左ロープを二回引けば登って来いの指示とした。
リードからの声が聞こえなくてもスムーズに練習ができた。
12時45分に終了。
今回はカメラのメモリーを忘れたため画像はないです。

                記録 バンビ
タグ :

横尾本谷から北穂池、そして涸沢へ

 2013-10-14
2013年10月12日(土)~14日(月)   参加者2名

穂高の四つの池、奥又白・ひょうたん・天狗・北穂とある。
奥又白池、ひょうたん池は数年前に行った。
どちらもあまり訪れる人のいない静かないいところだった。
なぜかいつも10月のこの時期に訪れた。
奥又白池は前穂北尾根の展望地でものすごくガレた斜面に圧倒された。
ひょうたん池は本当にひっそりと、紅葉も最高で、池にサンショウウオがいたことにびっくりした。

今回は、少しルートがわからない北穂池。
この紅葉のまっただ中、涸沢にはすごい人が訪れる時期にどれだけのパーティが訪れるのだろう…
北穂高が逆さに映る池が見たくて、しかもそこにテント泊がしたくて、行くことにした。

しかし(T_T)
この連休初日は天気があまり良くない。
しかも金曜日までバタバタと忙しくて用意ができない…

いろいろ考えて、初日は横尾までとした。
なので今回は東稜を詰めて北穂高で一泊という案もやめ、東稜のコルから涸沢に降りることにした。

10/12 自宅6:10 = 9:15沢渡大橋 … 上高地10:00 ~ 横尾13:00
10/13 横尾6:10 ~ 7:10本谷橋7:30 ~ 涸沢と本谷出合8:20 ~ 二俣9:35 ~ 北穂大滝11:30 ~
     2550辺り ~ 引き返し ~ 2450辺りのトラバース ~ 北穂池めぐり ~ 15:00テント設営
10/14 北穂池三の池6:40 ~ ガレの沢下8:30 ~ ガレ沢の上9:50 ~ 東稜コルのさらに上10:30 ~
     コルの下11:30 ~ 12:40涸沢13:00 ~ 5:20明神5:40 ~ 上高地6:20

10/12

上高地は観光客でいっぱいだ。
周りは紅葉がもう一歩といったところ
1_20131018104614cb9.jpg
天気もあまりよくなくて、明神も穂高も雲の中だ。
明神でうどんをチョイス
2_201310181046183d6.jpg

明神を過ぎたころから雨が落ちてきた。
カッパを着て歩く。
3_201310181046205f3.jpg


子供が3人、それもみんな小さい。一番大きい子で6歳くらい?
そして、ベビーカー。しかも双子用。
さらに、ものすごく大きなザックをご両親とも担いでいる。
お母さんの手には子供の小さな手。
お父さんの手にはベビーカー。周りで子供同士で手をつなぐ二人。

徳沢への道でであった家族だ。

どこまで行くのだろう。なんてすごいパワーの二人だ。感心して子供たちを応援してしまう。

横尾に着いた。いつもは通り過ぎるところだが、ここでテントを張るとなると水もありトイレもあり、穂高への中継地点としての役割は大きいことに気付いた。
4_20131018104555a1d.jpg

 
早く着いたので、まずは乾杯。
まったりついでに早めの夕食。今日は焼き肉だ。(こんな贅沢はめったにない)
5_20131018104556441.jpg


雨が降ったりやんだり…
夜中には結構たくさん降って、明日のザックの重さが思いやられる…

10/13

今回夏用のシュラフを持ってきた。いつまで夏用でいいか?なんて。
ここは1650くらい。今回はぜんぜん大丈夫だった。
しかし、テントのクリップなんかは雨が凍ってお湯をかけないと取れなかった。

本谷橋からの北穂
7_20131018104559f1c.jpg

本谷橋から横尾本谷に入る。
しばらく行くと涸沢(ほんとに涸れ沢だ)との分岐。
8_201310181046012bd.jpg

9_2013101810452090b.jpg

10_201310181045220bf.jpg

前穂北尾根が見えてきた
11_20131018104523de9.jpg

本谷へ入りしばらく行くと右俣との分岐になる。
靴を濡らさなくていい場所をさがして渡渉。それまで前後していたパーティは右俣は行った。
12_20131018104525697.jpg

13_20131018104526575.jpg

左俣へ入ると大きな岩とザレ、右岸は切り立った崖になる。
風が吹くとあちこちから石の落ちてくる音がする。

安全かなと思う場所で休憩していたら、6人パーティが登ってきた。
5人は若いので「学生さん?」と聞くと信州大学だそうだ。荷が軽そうなのでどこまでと聞くと、キレットに登り北穂から奥穂の小屋までと言う。健脚だね!

2300辺りで雪渓が谷をふさいでいる。下がトンネルになっていて大丈夫そうなのでくぐって行くが、あんまり気持ちのいいものではないなぁ
14_20131018104455a34.jpg

雪渓をくぐると北穂大滝が出迎える。
一部が凍っていて水はあまり多くはないが圧巻だ。
15_20131018104457d9c.jpg

過ぎて振り向くと落ち口から100mはあると思う。
16_20131018104458aa9.jpg

北穂池のカールから水が落ちているのだから振り向くと池の台地が見えてきた。
17_20131018104459e61.jpg

18_20131018104501f65.jpg

19_2013101810442603c.jpg

池は見えないけど雪田が見える。
デイジーは2500まで登って大きく巻いて池に降りて行こうと言う。藪を避ける作戦だ。

20_20131018104428559.jpgこれからブッシュ

しかし、かなり大きく登らないと藪はなくならないし、登りすぎれば岸壁がまっている。
途中に切れた沢があったりして、しばらく藪こぎをしたが、まだまだ藪は続きそうなので、少し登って藪を避けて左俣を下った。
大滝から少し上の小さな沢から登ってみることにした。
沢は昨日の雨がここは雪だったようで、雪と氷がありしかも浮石だらけなので、沢の右の草付きをトラバース気味に登った。手も足も不安定で、高度な沢の高巻きのようだった。
それが過ぎたらまた藪だ。
21_20131018104429376.jpg

でもここも急斜面ながら、藪を作っている大きな木が(冬は雪が多いのでみんな横に伸びている)頼りになるから、枝を跨ぎ枝をザックから上に持ち上げ、かなり必死に藪を漕いだ。
22_20131018104432788.jpg

体が宙に浮いてるんじゃないかと思うくらい枝を持ったままトラバースした。
すると、やっとガレ場に…
見下ろすと50mくらい下に雪田と池が!
23_20131018104433c91.jpg

後から思えば、この工程が一番の核心部だった。が…(甘い!)

25_2013101810435840e.jpg

ガレ場をひたすら降りて雪田の横をすぎ、最初の池に。
26_201310181043591b2.jpg

29_20131018104403602.jpg

そして、また少し行くと三の池。
27_201310181044008bf.jpg

31_20131018104330803.jpg

ここには素敵な空き地があり、テンバとして使っているようだ。空き地の向こうは常念岳が見える。端っこは絶壁だろう。
踏み跡があったので行ってみるが結構な藪になってきたので引き返し三の池の手前から二の池に行く。

二の池は半分くらい水がなくなっていて少しさびしい。ここから東稜が見えた。
28_20131018104402555.jpg

三の池に戻ってテントを設営。
風が強くなってきたので飛ばされそうだ。大急ぎで荷物を中に入れ飛ばされないようにしっかり固定しておいた。

32_20131018104331e95.jpg

33_2013101810433252e.jpg

もう3時半。とりあえず焼酎で乾杯。
蝶が岳や常念岳、南岳、北穂高に囲まれた絶景に、我々二人。なんという贅沢!!!

北穂高の小屋の灯り
そのほかは星・星・星…

10/14

昨日の風は夜中に収まった。

34_20131018104334993.jpg

夏用のシュラフは思いの他温かく、快適だった。
乾いているのでテントの回収も簡単だ。

37_20131018104259030.jpg

36_20131018104335b67.jpg

38_201310181043011d6.jpg

39_20131018104302b4a.jpg


常念から朝陽が昇るかと思っていたら、蝶から昇ってきた。
さざ波もないので、池には北穂が映りきれいだ。

あまりに周りの景色が綺麗なので、この場を立ち去り難く、少し長居をしてしまった。

一の池辺りから東稜のコルを目指す。
(山行中この池が一の池と思っていたが、帰ってGPSで確認するとさらに東に一の池があった。その勘違いが苦行の始まりだった。)

41.jpg

しばらくはガレ場を登っていくが途中から藪を避けて沢沿いを行く。
42.jpg

43.jpg
下からみると沢の抜けたところがコルのように思い、沢を登って行ったが、次第に凍ったところや浮石があったり登れない岩があったりとなって、高巻きをしたり藪を漕いだり岩をクライミングしたりと、すごくハードだった。

一度はデイジーにお助けを出してもらったが、ここで落ちたら死ぬなぁと本気で思った。
44.jpg
デイジーが「落ちたら俺手離すから」と言う!(ああそうですか!私もおおっきい保険かけよかな)

藪の木はまたしてもいい相棒となってくれたが、時々いないので、しかたなくその辺のかわいい草や苔の塊を相棒にしなくてはいけなくなる。それはとっても信頼に欠けるのだけど、しかたがない。
何度も死ぬかなぁ(?)と思ってやっと沢を抜けた。
45.jpg

そこはまだ100mほど東稜から下だった。
振り向くと槍が見える。
46.jpg

47.jpg

東稜からはクライマーの声がすると思っていたが、なんの声もしない。(こんなことがあるの?!誰も東稜にいない)

ガレ場をひたすら登り、ここがコルと思うところから岩を登った。
48.jpg

コルに着いた!!!
50.jpg

51.jpg

と、思ったが、実際はコルから一つ上の鞍部だった。ここからは降りれない。

岩は登るものだ。

クライミングよろしく、クライムダウンする。
またしても危険なトラバース。しかもどこを下ったらコルに行けるか試行錯誤。
トラバースして這松を相棒に下って、さらに岩を降りた。
やっとコル。

そこからもガラガラとなった斜面をひたすら北穂の縦走路まで下った。
52.jpg

53.jpg

這松の向こうが縦走路だ。
なんと歩きやすい。しかも人がいっぱい。

涸沢に着いたらビールね

と、デイジーが言う。(5時が最終バスなんだけどなぁ…)

ま、6時半位までタクシーがあるから…なんとかなるか~

54.jpg
涸沢に12時40分
ビールとおでんで乾杯した。

乗り込んだコルと本当の東稜のコル、トラバースし、ダウンした岩場。よく見えるなぁ…
こっちからならもう少しわかりやすいかも。

今日の核心部は、今回の山行の核心部だった。生きててよかった。

帰りはどっちから行く?
パノラマ?本谷?

1時になって、焦ったってどっちにしてもタクシーだよ。

でもパノラマコースのほうが近いからそっちから行こか!となったけど…

55.jpg

登ったり下ったり…核心部を超えた身体にはこたえます…

屏風の頭への分岐。以前ここを歩いた時、耳まで行って帰ってきたら猿の家族が私たちのデポしたザックを狙っていたのにびっくりだった。

今日は寄り道できません。ひたすらここから下る。

56.jpg

新村橋に着いたのは4時半。
57.jpg

疲れた身体に鞭打って、明神目指します。
途中で徳沢のキャンプ地であの双子用のベビーカーとテントを発見!
あのかわいい家族はここに三泊していたのね。
あのおっきなザックには、おむつもミルクも着替えもテントもお鍋も入っていたんだね。
改めて感心しました。

デイジーは私の1.2倍のコンパスで、どんどん先へ。タクシーの予約をしに行きます。

明神でタクシーの予約の電話をしてたら、2人連れが相乗りを提案。願ったりです。
上高地まではすでに真っ暗になり、途中で猿に出会ったり…
予約より早く着いたのでほっとしました。

帰りのバス券も買っていたので無駄になっていまいました。
皆さんも往復は買わないほうがいいかも。でも、もし買ってしまって乗らなかったら、島々の駅か平湯のバス会社で払い戻ししてくれるそうです。でも…寄って行くのは厳しいですよね…

女性のドライバーでとても感じよかったです。
相乗りしてくださった名古屋のお二人ありがとう。

そんなこんなで、憧れだった北穂池に行ってこれました。

北穂池は想像以上に素敵なところだった。
雄大で静かで…

でも、行くにも帰るにも困難。
それが楽しかったと思えるにはクライミングやルーハイや体力を養わないとだめかも。
それとお助けか補助ザイル、頼もしいですよね






 
タグ :

大日平小屋山日記5

 2013-10-07
2013年10月1日(火)~7日(月)  参加者1名

10/4
H25 10 4 室堂ヘリポートからの剱岳
室堂ヘリポートからの剱

乗用車が入れない桂台から室堂ヘリポートまでハイエースで行き、小屋へのヘリ荷揚げ手伝ってきました。通行できる車両が限定されているためゆっくりと景色を見ながら運転しても、前後に車が無いのでパッシングやクラクションを鳴らされる事は有りませんでした。弥陀ヶ原では車道にカメラ持った沢山の人が紅葉を撮っていました。

H25 10 4 奥大日岳を背景に荷揚げヘリ


10/5
H25 10 5 ニッコウキスゲの種 一房に5個全部で15個

H25 10 5ニッコウキスゲの種

H25 10 5 ニッコウキスゲの種を蒔いたグリーンフォマット

木道沿いのニッコウキスゲの種を採取してグリーンフォマットに播きました。来年発芽するか否か楽しみです。因みにニッコウキスゲは多年生

10/6
H25 10 6 色鮮やかな大日平紅葉
晴れた日の紅葉写真です。晴れたのはこの日のみ、他は曇天でした。大日岳からの尾根筋はブナの1/4 位が紅葉で10/10頃が満山紅葉か?


救助活動 10/3
登山道で滑り左足首を負傷して歩けない事故が発生しました。救助で私は、現場まで空ザック、テープ、木道での滑り止めの荒縄を持って行きました。
山岳警備隊から依頼を受けて最初に行った甥が左足をギブスで固定、私はザックで担ぐため負傷者を空ザックにテープで固定、ザックの負い紐にストックを通して負傷者搬送のセッティングを実施
甥が担ぎ、左膝に問題が有るため私は担ぎませんでした。この日は県警のヘリが飛ばず負傷者を小屋に収容、翌日は荷揚げのヘリと県警の救助ヘリが来るため、私が室堂ヘリポートに行くことになりました。
今年で4件か5件目の事故でしたが、甥からはザックで担いだ方が、ロープやテープで担ぐより、やりやすいと感想が有りました。
タグ :

南山クライミング練習

 2013-10-07
2013年10月7日(月)  参加者2名

20131007-DCF00007.jpg
この日は、リードによるクライミングと、ユマールによるクライミングを行った。
月曜日とあって、男岩にはソロでクライミングに見えた方が一人のみ。月曜日はこんなもんかな。

10時頃から 最初に斜度の緩い場所で、ダンボがリードで上った。
この日は、なぜかザックに入れたはずの8.5mmがなく、仕方なく10.5mmでリードした。
 クリップポイントが1カ所しかなく、「クリップがありませーん!」なんてぼけたこと言っていると、会長はやさしく「そうかもしれん」と答えてくれました。でもよく考えたらこんな簡単なところにクリップポイントはいらないよね。
 でも、どんなに斜度はゆるくても、リードは緊張した。
また、久しぶりのクライミングでちょっとどころかかなり緊張した。
支点をまごまごと作っている途中で、しびれを切らして会長が上まで上がってきてしまい、びっくり。


よく考えたら、支点までリードで上ったのは初めてだった。しかも、支点にだれもいないところで、支点を作れたので、少しスキルアップしたかな。
あとは数をこなして、手際よく確実にできることかな。


 このあと、支点をトラバースして違うところに移そうと、会長が「あそこに確か支点があったと思う」と10メートルくらいトラバース。
ザイルで確保はしているものの、支点から離れるということは、落ちたら離れた分落ちるよな…と見ている方がすごく緊張した。
でも、「あれ?ないぞ」とそこからまたトラバース再開。途中のたよりない立ち木にスリングをかけてクリップポイントにすると、あっという間にクリップポイントを見つけられました。

 「あ~よかった」と一息ついていると、「こっちきていいよ」と会長のきびしくも思いやりのある言葉。
ユマールで確保しながらトラバース開始。
立ち木場所は、濡れていてそれでもってコケまで・・・・片手だけは犠牲にしてもあとの手足は濡らさないよう慎重に・・・・・
 なんか初めてリードの練習したときよりも緊張した。
 グランドフォールはしないものの、落ちたら5・6メートルは落ちるので、・・・・でもホールドが・・・
ここで「自分をもっと信じなさい。すメアリングがきくから」と玉置さんの温かい言葉が。
この言葉を信じてなんとか支点までトラバース終了!!!
そのあとダンボが2本ユマールで登ったところで終了。

予想しなかった今日のトラバース。
貴重な経験でした。

        記録 ダンボ
タグ :

御在所藤内壁 前尾根

 2013-10-06
2013年10月6日(日)  参加者3名+I氏

今日はI氏と一緒に前尾根に行ってきました。
朝は雨…

I氏から電話で、雨だけど…
ドナルドの強い希望でみんなをうんと言わせての前尾根。

こんな雨の後はきっと少ないだろうと踏んで出かけた。
決めたのは7時頃。

とりつきに8時チョイ前に着いた。
なんと、すでに5パーティほど登っているとのこと。
すぐ前のパーティは2人と3人が2組の大所帯。
なかなか進まない。

とりつきに1時間近くいて出発。

I氏としんちゃん。
ドナルドとデイジー。

しんちゃんは何度目かの挑戦なのでそれなりにスムーズにクリア。
ドナルドは何年目かの前尾根とのこと。リードが久しぶりと、デイジーもトップの練習をしながら2人で登る。

いつもはザイルを担いで登るところで前のパーティがリードの練習をしている。なので、ひたすら待つ。
どうぞと言ってくれれば行けるけど、ザイルを張ったところを跨いではいけない。
でもしびれを切らしたパーティは横切って行った。

やっと超えその次ではコースを横にとって2組を抜いた。でもその次は支点が1つしかないのでひたすら待つ。
まっているとき撮った写真。
ヘリが救助の練習?ほんとの救助?
謎ですが、なんども旋回してやってました。
004_201310151409463fb.jpg

やぐらに着いたのは2時頃。
雨でぬめっていたし時間もなかったので、今日はパスです。

コルから、四日市を遠望
008_20131015140948641.jpg

日向小屋に寄っておいしいコーヒーを頂きました。

私たちの後に来たふわくの方たちは渋滞に我慢できず途中から帰ったそうです。日向小屋でまったりされてました。

こんなに渋滞したのは私は初めてかも。
初めてとか初心者とか、ここへ来たらそんなことは通用しない。
でもやっぱり初めは初心者ばかり。
何度もやってうまくなって行くのだから、いらいらしてはいけないですね。
私も万年初級者ですもん。
タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫