風越山ハイキング
2013-08-31
2013年8月31日(土) 参加者2名台風が来るという週末、山も無理かなぁと思っていたが、なんとなく土曜日ならまだ大丈夫そうなので近場で登山ならと出かけた。
風越山、もしかしたら一番多く登っている山かも。
山友達のひめいちげさんが去年の今頃登って「思いのほか花がいっぱい咲いてたよ」というので、いつも3月とか雪のある時しか登らない山だけど、花に逢いに行くことにした。
自宅を7時頃出て登山口に9時頃着いた。
今日は雨覚悟でカッパも傘も持ってる。
でもこころなしか、明るい。
9時20分登山口出発

この山は急登急登の連続だ。
数年前にAコースとBコースがあることがわかったが、帰りは大きく山腹を巻くBコースが足にやさしい。
でも登りは勝負の?早いAコースで。
若い“秋”にであう

足元は緑濃いがこんなやさしい花

涼しげな花も

この花はひめいちげさんに教えてもらった“フシグロセンノウ”
あちこちで咲いていた

だんだん草が濃くなって、ヤブコギ状態になって行く中、なんとこんな美味しそうなものが…
秋のワラビって、食べれるの?
お浸し位生えていたよ(^^♪

斜面はススキと秋の花々の大共演でした。
ただ…カメラが下手なので…うまくお伝えできません。
ブログに載せられない見苦しいボケ写真もいっぱいあって、もっと花はいろいろ咲いていましたょ

急登なだけあって見晴らしは抜群です。

ハナイカリです

キツネノカミソリが遠くても鮮やかです

こんな夏にはない秋の花畑もいいですね

足元には小さい花も

秋と言えば、マツムシソウ

これも遠くに鮮やかにいっぱい咲いていました。

やっぱり蕾が、名前の由来ですか?

ははこぐさ?ですね。

カヤトの丘辺りから山頂が望めます

風越の頭を10時45分
いつもは雪の原で休憩したりするのですが、今日は写真を撮りながらのゆっくりなのでそのまま過ぎます。
ちょっと行くと敬神の登山口への分岐。
10年位前にあちらから登った。
6月で、雪解け水が川の水かさを増していて、まず川を渡るのに難儀した。
冷たいし、深いし…
はだしになって渡って、足は真っ赤になった。
でも、そこからは別天地。
あまり登山者が入っていないのか、登山道の真ん中にツバメオモトがいっぱい…
草もいっぱいだったが、あの沢山のツバメオモトは、それ以降他でみたことがない。
あれから…護岸工事が続き、一度も再登山をしていない。
もっぱら吉野からの風越山になってしまった。

カニコウモリとサラシナショウマの乱舞だ

山頂はこれがないと分からない。
通り過ぎて展望の丘へ

展望の丘で宝剣の沢に対峙する
この山に来る理由のひとつ
久しぶりにお参り。

ここから三の沢岳へいつか行ってみたいと思うが、なかなか連れがいなくて実現しない。
お昼御飯を食べて、雨も心配なのでカニコウモリとサラシナショウマ畑を戻る。
風越の頭に11時50分
帰りも草の猛威に阻まれながら、足元にはこんな花も発見。

帰りはあしにやさしいBコースで。
分岐からちょっと行った所にこんなに良く育ったサラシナショウマが!
だれかの寝床のようなところで、栄養がいいのかしらん

このはなもあちこちにいっぱい咲いてた

ピンクも鮮やか

Bコースは途中から大きく巻くので歩行距離が結構長い。
足元にはヤマジホトトギス

登山口に13時10分
雨にも降られずに、展望もそこそこで、はなもいっぱいだったし、のんびり出来た。
心と体の洗濯ができた。
と、いうことで、帰りは寝覚ノ床ホテルでお風呂に入りました。
500円でトロン温泉です。
貸し切りみたいに静かです。
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大日平小屋日記 3
2013-08-21
2013年8月15日(木)~21日(水) 参加者1名今回は、悪天候が続いたので、予定していた奥大日岳まで行き西大谷山・クズバ山を経て馬場島のコースを見に行く計画は実行できなかった。
※旧大日平山荘前の昨年敷設したグリーンフォマットの観察結果
本来の高山植物であるチングルマ、ヤマハハコが咲いていた。
反面、外来駆除対象と思われるアブラカヤ、カモジグサ(牧草)もグリーンフォマットに自生していた。
※大日平はラムサール条約の湿地として指定されているが、乾燥化で笹が増えトンボソウ(らん科)等の湿地特有の植物が
減少傾向にある様に見えた。




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明神岳主稜~前穂高岳 合宿パート2
2013-08-17
2013年8月15日(木)~17日(土) 参加者3名2-3年前に前穂高北尾根に行った時、前穂高から明神へいつか行きたいと思った。
もっと前にひょうたん池に行ったが、その時見上げる明神岳は穂高連峰にあって近寄りがたいけどあこがれの山だった。
去年私達の会に入会したダンボさんは先日の源次郎には家庭の都合で行けなかったので、ぜひ夏山のテント泊を堪能してもらいたく、憧れの山への山行に誘ってみた。
ダンボさんは、テント泊は5月のスキー合宿から2回目。
岩には南山や一壁で練習しているのでいいだろう。
今回はデイジーがCL、私がSLだ。ダンボの調子をみながらの責任ある山行だ。
お盆の真っ最中とあって河童橋までは人がいっぱい。
でも岳沢への道に入るとそれなりに静かになった。
よくめじるしにされるところ
ここから明神岳への尾根に入る。8時55分

けっこうな急登で2時間強
外傾した岩場
肩の荷物が重たいけどもう一踏ん張り

右側はすっぱりと切れている。登りきるとこんな感じ
さらにフィックスロープが付いていて、木が茂っているので恐怖感は無いけど痩せた尾根を急登する。

もうすぐ5峰手前の台地だ
なんといってもこのさっぱり感がたまらない。

13時、5峰手前の台地にテント設営場所をさがす。
テントがちょっと大きいのでここがベスト。台地は広いが張れる場所は限られている。

テントから焼岳
ここは西穂から奥穂も霞沢も蝶も、贅沢な眺め。
まだまだ元気なダンボも大満足

持ち寄った焼酎と夕飯でほろ酔い加減になり、山談義や子供のことや話も尽きないけど、明日も早いのでテントに潜り込む。
シュラフカバーは暑いからと夏のシュラフを引掛けて、ごろ寝だ。
夕方からゴロゴロ言い出した空が、夜中にとうとう泣き出した。
大粒の雨と閃光…
2600m程なのに暑くてなかなか寝れなかった。
しかし、朝には雨も上がって爽やか!
6時発

5峰に到着

4峰手前で振り返るとさっきは高かった5峰が下にみえる。
とがったピークはかっこいい

4峰から明神岳を眺める
3・2・1 と並んでみえる。2峰のとがったピークが明神槍

さらに右へ視界を広げると明神からの尾根がひょうたん池の方へ行く途中にラクダのコルが見える
明神東稜登攀はここだね。

3峰にむかう

3峰を巻く

ザイルを使うほどではないが、切れ落ちた岩場の登りが時々あって、三番目の私は緊張だ。ダンボに手足の指示を出したり落石の餌食にならない様避けてみたり。
いつもよりしっかりしなくては!と気合を入れる。岩稜登攀も板について来たね?!
3峰を降りて振り返った3峰は向かったときとは違った形だ。
2峰はけっこう早く到達出来た。

2峰からの下降点
錆びたピッケルが迎えてくれる。
岳人のおかげだろうか、新しい残置シュリンゲがあった。

デイジーが降りる。

いったん降りた所からトラバースすると次の下降点があった。


降りたところからとても登れそうにないくらい急なガレ場を直登に近く登る。振り返って懸垂した斜面を見ると、残置されたザイルが垂れていた。回収できないまま残されたザイル。
必死に降りたのだろうか。下降点が違っただけでも大変な思いをするだろう場所だ。

6時に台地を出発して4時間25分
明神岳本峰に着いた!
奥又白池

向かう前穂高岳

奥穂、そして吊尾根

三角点も山名もない、明神岳山頂

山頂を踏んで、ホッとするのは甘い…
なぜならここから前穂まで少なくともピークが2つはあるしガラガラの、地図で見てもどこをどう歩くのか考えてしまうところだ。
30分ほど満喫して、11時出発
正面一番奥が前穂高岳
こんなにガレた斜面

大きく上り下りを過ぎ、最後の懸垂
写真上部に最低コルの奥明神沢のコルまで降りる。

そこから300m程登る
もうヘロヘロ…
後ろに明神岳が、かっこいい

14時10分、前穂に到着
もう登らなくていいんだ…と思ったら、なんだか嬉しい

重太郎新道ははしごや鎖があって歩きやすいが、なにせ疲れているから時間がかかる。

大きなテントなので、河原に張った。
岳沢のテン場には6時に着いた。(足に力が入らないとダンボ。がんばれ!がんばれ!!!)
12時間も歩いたのは初めてのダンボ。2回目のテント泊は刺激が強かった?
でも、すぐにのど元過ぎちゃいますよ(^^♪
17日朝
テン場からの乗鞍岳

今日は上高地まで歩くだけ。
憧れの明神岳に行けて良かった。
何事もなく、静かで厳しく暖かい山に行けて良かった。
3人3様の役割分担をし、励ましたり教え合ったりしてクリアした。仲間に感謝!!!
テント泊装備一式
懸垂下降用具・シュリンゲ数本・カラビナ数枚・8㎜50mザイル1本
その他必要と思われる装備
水、各自4ℓ以上+α
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剣岳・源次郎尾根
2013-08-12
2013年8月10日(土)~12日(月) 参加者4名源次郎尾根は3年前テントを担いで剣沢まで来、翌日大雨に遭い諦めて帰った。その時北方稜線では何人かの遭難者が出た記憶がある。
去年再挑戦しようと天気とにらめっこしていたが、休みと天気がうまく合わず、行かずじまいになった。
今年は3年前からのメンバーで再挑戦ができた。
今回は新しくなった小屋に泊ることにして、天気と休みを合わせると、どうしても前々日の予約になってしまった。
小屋に聞くと10日は空いているが、11日はダメとのこと。
剣山荘に聞くと幸いにして11日が取れた。
荷物をデポすることはできないが、泊れることができて良かった。
以前の利用で意外と便利なアルペン村からの直行バス。
1日利用(日帰り)よりは割高で時間も決められてしまうが、温泉利用券やお土産割引が付いていて室堂まで直行。
8時のバスに当日予約だと補助いすだけど、寝て行けるのでうれしい。

9時半頃室堂に着いた。
今日は剣沢小屋までなのでゆっくり出発。
天気は良いとガイドさんは言っていたが、こんな感じのガスがたちこめている。

人だかりがあったので覗くと、ライチョウのつがいがいた。
雄はまだ若いのか目の上の赤いのしかなかった。こちらはメス。

13時20分頃小屋に着いた。
以前の場所より下にあって、真砂沢には近くなった。
予約以外は泊れないということで、4人分の上下わかれたベットの下にゆとりの場所をもらった。

荷物をまとめたら、晩御飯まで宴会だ。
シャワーも男女交替に使えたが、乾杯が始まったら面倒になってお尻にも根が生えて、宴会に突入

8/11
小屋を4時過ぎに出発。
途中雪渓に降りる所で軽アイゼンをはいた。
取り付きに5時15分。
すでに何パーティか入っていて、私達の前にも4人パーティが行った。

最初の核心部は、補助の残置ロープがあるが、びよんびよんに延びるので、先行者も結構苦労して登っていた。
ここはクララが難なく登り、私をひっぱってくれたので右手の枝を持って登れた。
次の岩場がここだ。
先行者が登るのにけっこう手こずっていて、上から沢山のシュリンゲをつないで垂らし引っ張り上げていた。
ここもクララが難なく登り、シュリンゲを垂らしてもらい補助にしてクライミングした。
どちらの岩場も、一壁よりも簡単ではあるが、クライミングができないと難しい場所だと思った。

2番目の岩場を登ってから下を見たところ
岩を登ったらすぐに木登りが始まる。


主稜に近いリッジを登る。
上を登っている人が良くみえる。


八峰が近くにみえる。
長次郎雪渓には八峰に行く人達のテントが沢山見えた。
八峰からクライマーの声が良く聞こえた。

Ⅰ峰からのコル手前
ぐーんと降りて、
目の前の岩峰を登る。
岩とハイマツの間を一直線に行くのだ。


Ⅱ峰の懸垂下降点


振り返って、後続のパーティの下降

ひたすら本峰目指して、登る。もうヘロヘロ…

なんとか、到着。12時過ぎました。

後はひたすら降ります。
カニの横ばいやら、なんやら、すごく立派な鎖が付いています。
剣はやっぱり岩山です。

やっと剣山荘が見えてきました。

今夜は、生ビールと、剣岳を登った焼酎で乾杯です。(ちなみに1.8リットルの焼酎です)
8/12
今日は帰るだけ
クロユリのコルに上がり剣を一望です。
早月尾根

ライチョウの親子です。


源次郎尾根
歩いたのでどこがなにかが見えます。

今年はコバイケイソウがたくさん咲いているそうです。

剣御前小屋からは奥大日方面を歩きます。
遠く槍が見えました。

奥大日も大日もきれい

奥大日からクスバ山に降りる稜線を歩きたいと仲間が言います。
そうだね、行こう行こう。
念願の源次郎尾根を歩けて、胸一杯です。
今度はどこにいこうか~と話がはずみますね。
無事に行けて良かった。
けっこう厳しい所もあります。
目指される方は、技量と装備と体調と天気を考えて行って下さい。
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柿其川支流岩倉川・樽ヶ沢
2013-08-03
2013年8月3日(土) 参加者4名何回目かの樽ヶ沢、今回初のクララさんも参加で行ってきました

ゲート前に車が1台。つりしさんかさわやさんか?
6時に多治見を出て、7時55分到着。まずは林道を歩きます。
途中小洞沢をみる。遡行距離は短そうだが、どう?急?なんて言いながら樽ヶ沢へ
入渓点の橋の上から

さっそく水に…



今日はデイジーがリードします。

ひょんぐりがりっぱ




ここを登ると、迎え来るのはすべらかな一枚岩
知っているみんなは巻いてクララが困るのを上から眺めようという魂胆


お助けを出してつるつる岩をクリアしました。
そこそこで終わりにして、記念撮影です

今日もあつーい日に、涼やかな水遊びができ大満足
滝滝滝に何回行っても数が分かりません

ところで、今日沢靴を磯靴にしていったバンビ
ここは岩が滑っているので滑ってしまったそうだ。磯靴はだめやん(ひれが着けれるから捨てがたい…)
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