立山周辺 山スキー
2014-11-23
2014年11月23日(日) デイジーとしんちゃん多治見を2時半位に出発。
立山駅の駐車場に6時40分位に着いた。中日なので空いてないかなと思ったが、なんと駅に一番近いところに駐車できた。ラッキー!
ケーブルカーは8時20分
まだ時間があるから…とゆっくりしてたら、なんと!雨が降ってきた…
急いで支度をして駅に入る。7時40分から切符を買えるので並ぶことにした。

8時20分のケーブルカーに乗って、美女平から高原バスに乗った。
下は雨だったけど、もうやんでて称名滝が見えた。

室堂について外に出ると、ガス…
あまりの暗さに歩きだす人もいないけど、若者は撮影で元気だ

10時頃とりあえず私達もコンパスを合わせて、歩きだすことにした。

こんな感じ…
先を歩くデイジーのトレースを外さないように歩く

雄山はガスの中
一の越の小屋が見えてきた

11時24分
一の越の小屋

小屋へはみんながあがって行く
立山に行くのだろうね
我々はそちらには行かず、小屋から右手に上がる

ちょっとしたピークに上がってシールを取る
さて、ここから滑ります


滑っていくと、だんだんガスが晴れて来ました!
雄山の小屋が見えてきた~

けっこう下まで降りて、ここでまたシールを付けます。
太陽も出てきて、いい感じです。暖かい…

小屋の横の岩の間を落ちるように滑り落ちたシュプールが見えました。
すごいところ、滑る人がいるんだねぇ

再びシールで登ります
立山がくっきりです

浄土山と国見岳のコルに上がって行きます。

国見岳のところでシールを外しました。
剱岳が見えて来ました。

こちらは天狗山

私達の滑ったシュプールも

室堂に15時頃戻りました。
15:25に臨時が出ると言うので、大急ぎで片づけ、のりこみました。
なんと新しいバスです。補助席はなくて、大きな窓ガラスがピカピカでした!
帰りのバスの中から
剱岳

雲海の中にバスは進んでいきます

美女平はガスの中でした。
朝は雨でがっかりでしたが、思いのほか天気が回復して、今冬初の山スキーが楽しめました。
雪はやわらかく滑りやすかった。
でもまだまだ下手なので、少し急になるとスピードがグッと遅くなります。
今年の雪も楽しめたらいいなぁと思いました。
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霞沢岳(八右衛門沢から)
2014-06-21
2014年6月20日(金)前夜発・21日(土) 参加者 ダンボ・ドナルド天気:くもりのち雨
梅雨に入ってこのところ不安定な天候。この日の天気予報も曇りのち雨でした。
天気と雪渓の状態と、アイゼンをつけずに雪渓を歩くのが初めてのダンボが行けるところまで行こうということでスタートしました。
沢渡で仮眠をとって、沢渡大橋からタクシーで八右衛門沢橋前まで移動。5:28
八右衛門沢は先行も後続のパーティーもなく、沢全体が貸切でした。
しばらく砂防堤に並行している作業道の終わりまで歩くと、枯れた沢にたどり着きました。

5:50(霞沢岳011)

最後の砂防堰にたどり着きました。5:56(霞沢岳014)

ここから雪渓歩きです。ヘルメットとピッケルを出しました。6:04(霞沢岳015)

徐々に傾斜がきつくなってきたので、ここからはピッケルとキックステップ駆使して登ります。(霞沢岳016)

ちょっと一息6:36(霞沢岳017)

後ろを振り向くと、帝国ホテルが見えてきました。(霞沢岳019)

だいぶ帝国ホテルも小さくなりました。7:21(霞沢岳022)
まだ、キックステップと滑落の緊張感でこんなアングルしか写真に撮れません。
天気も一時的に晴れました。

西穂もよく見えます。(霞沢岳021)
さらに進み、キックステップもピッケルワークにも慣れてきました。後ろを振り向くと滑落しても、止まれそうな感じですが、とにかく一歩ずつ確実に高度を稼ぎます。

ようやく三本槍沢との分岐点につきました。8:17(霞沢岳024)

雪渓も一時途切れ、ガレ場や草つきを登っていくと、(少し迷ってトラバースもしましたが)
9:44(霞沢岳039)

さらに最後はk2直下の尾根の木や草付をたよりに登ると10:49(霞沢岳046)

k2の稜線に上がりました。10:54(霞沢岳049)
あとは登山道を道なりに

山頂に到着11:40(霞沢岳083)

今にも天気が泣き出しそうな感じです。休憩もそこそこにして、帰路につきました。11:45(霞沢岳087)
帰りはとにかく長かった。ジャンクションピークまでが、だらだらと上り下りが繰り返しあって、
雨が途中に降りだして、風もなく、暑かったです。
下りを順調に降りて、ようやく徳本峠で人とすれ違いました。でも、そのあと明神まで誰にもすれ違うことなく
明神につきました。
上高地も夏山まで人影も少ないようで、散策道も人もまばらでした。
バスターミナルに到着したのが 17:40
この時期の最終バスは18:00だったので、ぎりぎりセーフ
今回は踏み跡が全くと言ってないので、いろんな意味で勉強になりました。
ドナルドさんありがとうございました。
文責:ダンボ
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大日岳(北ア) 山スキー
2014-05-05
2014年5月3日(土)~5日(月) 参加者 バンビとデイジーとしんちゃん連休の後半は、バンビの長年の夢を果たすべく、北アルプスの大日岳・大滑降という私には大それた計画が立った。
果たして、私に降りてこられるか…
チョー心配。
でも、あんまり深く悩まないので、それはそれ、着々と進行し、帰りのお寿司屋さんまで決まって、楽しく出かけた。
5/3
実はバンビの甥っ子さんは大日平小屋のオーナー
拝み倒して、小屋の整備で行っている直樹さんに今日と明日の宿をお願いした。
なので、今回はお酒とつまみと簡単な食事を持って行けばいい。
しかも小屋まで行けばいいので多治見を5時半に出かけた。
称名のPに10時前に着いた。
この時期しか見れない、涅槃の滝

10時半頃出発

この時期は登山道ではなくもう少し先の雪の斜面を登るのだが、今年は雪が少ないので無理。
登山道に入り雪が出てきた。
藪は出てきているから、板にかかって歩きにくい。

斜面が急になってきたので、アイゼンを付ける。
スキー靴にアイゼンは初めて。

雪のないところもけっこうあるので、アイゼンの足元も板の引っかかりもけっこう疲れる。

13時43分
ガスが出てきた。

牛の首を過ぎ、馬の背辺り

大日平の谷底を行きます。ガスって10mも離れると見えません。

大日平に来ました。でも、全く周りは見えない。雪の流れた凹凸をみて、コンパスを見て、進みます。

15時40分
小屋に到着。バンビが小屋が見えて着くまで60歩だったって言ってます。

オーナーの優しい心使いで、なんとストーブまであります。
まずは自分たちの寝る部屋の畳を敷いて、ついでに布団も敷いて…
さっそく、宴会です。
ついでに今晩の食事?のお餅も焼きながら、延々と飲みます(*^_^*)

ふと気付くと窓から見える景色が明るい。
5時半。ガスが晴れてきた。
薬師と太郎山

鍬崎山も

明日が楽しみになってきた。
明日のお酒を残して…就寝。
5/4
昨夜は6時半くらいに寝たのでもう寝れない(*_*)
外に出て、今朝の大日岳。新しい小さな雪崩を確認

大日平

鍬崎山

出発前に、部屋を明るくして行こうということで、二階の垣板を3窓分はずす。

8時20分出発だ

シールで登る予定だったが、上の方に行ったらクトーを付けることになるかも…ということで、クトーを持っていないデイジーとしんちゃんは初めからアイゼンで登るということで3人ともアイゼンで歩きだした。
こんな斜面が、ますますきつくなって行く。

ライチョウの落し物

登り始めて1時間
この素晴らしい斜面を貸し切りだ

やっと乗っ越に。大日小屋も掘り出し完了。
剱がいきなり目に飛び込んでくる。この景色が見たかった。

大日岳山頂まではほんの少し。

先週登った毛勝三山がまじかに見える。
剱から池の平山、赤ハゲ、白ハゲ、赤谷山、大きくブナクラ峠が落ち込み、猫又山、向こうに釜谷山、少し隠れて毛勝山…

12時半過ぎ板を履いて出発だ。
最初はカリカリ…
私は慎重に(怖いから)ボーゲンで…
少し降りると固めのシャーベットで、斜面は急だけど滑りやすくなってきた。
遥かデイジー

バンビも

しんちゃんも




大斜面を貸し切りに、あっという間に降りてきて、最後は小屋までツリーランを楽しんで。
帰ったら、直樹さんがビールを御馳走してくださった。
思わぬごちそうに、大乾杯!!!!!
ではでは、お礼に各部屋の垣板をはずそうね。それとお掃除に畳敷きも。
直樹さんが水タンクを運んでいたのでそれのお手伝いも。

春の準備は大変です。

酔っ払ったし、晩御飯までおなか減らさないと…と長靴をはいて散歩に出ました。
今日なんかは外の方が暖かい。

大日平の先っぽまで歩きました。いい眺めです。

帰って、2階でご飯を食べながら前大日の方に沈む太陽です。
明日は天気が怪しい?

5/5
今朝の大日岳です。あいにく小雨が降ってます。

待っててもやまない雨なのでできるだけ早めに出発することにしました。
今日は直樹さんも山を降りるそうです。
凸凹の大日平を滑って行きます。両側とも谷が落ちているのでなんとなく緊張です。

谷底へ滑り降りて行くとクレパスが大きくあいていました。
デイジーは滑り降りて行きましたが、こけていました。
それを見て緊張してしまい、クレパスを飛ばないかん!と思ってしまい…
ところがクレパスの上まで行くとすとんと落ちればいいことが分かり、少しホッとしました。

馬の背の斜面をトラバースした後、ザクロ谷の上です。あの綺麗な谷は今は雪の中。
でも、雪の穴から滝が見えてます。

ここからは板をはずしてアイゼンで行きます。
また、引っかかり&アイゼン土上歩行が続きます。
途中でアイゼンもはずして、シャーベット雪の上を快適に降りて行きました(雪の上は)。
あとちょっとで称名の駐車場です。

バンビは長年の夢を果たし、デイジーと私は初めての大斜面を滑降できた、いい山行でした。
また、山小屋の春準備を見させてもらい、山で働く人たちの大変な苦労を感じました。
私達が登った5月4日は山スキーは私達だけだったので、本当に貸し切りでした。
ワンディハイクで大日岳に登られる方もいる山なんだと、少しびっくりでした。
今度は、室堂から奥大日を越して早乙女岳へと行けたらいいなぁ…
なーんて、大きな夢を持っちゃいますね(*^_^*)
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猫又谷から毛勝三山縦走、毛勝谷を降りる
2014-04-28
2014年4月26日(土)~28日(月) 参加者 デイジーとしんちゃん数年前の9月に2回大猫山から猫又山、そして釜谷山、そして毛勝山へと、その稜線を歩いた。
9月は、それはそれは猫又山のグリーン、釜谷山の森、いい山だった。
でも、猛烈な藪こぎが、毛勝山へと繋げることができなかった。
…春、まだ雪深い時なら、あの稜線を闊歩できるよ…
その、空からのささやきに、のった。
毛勝谷から行こうか、猫又谷から行こうか…
当日の朝まで迷ったけど、標高差2000mをテント泊装備で1日で登り上げることは難しいなぁ…と思い、少しでも低い方の猫又谷から行くことに決めた。
4/26
多治見を3時に出発。片貝川のゲートに7時についた。
ゲート前にはすでに7-8台。そのうちのどれだけが周回するのだろうか…
私達の両脇の車のパーティはどちらも毛勝山西北尾根から周回するとのこと。

東又谷と南又谷の分岐、第三発電所?のあるところに7時50分。
ここから私たちは南又谷の林道に入る。通行止めがしっかりしてあるなぁ

イワウチワのいっぱい咲いた斜面や

イワナシの花が咲く斜面。

ツバメがすごくたくさん、大騒ぎだ。
カメラで撮ろうと近づくと逃げてしまうので、あの大騒ぎは撮れえれなかったです。巣作りの藁探し?

とうとう除雪終了。
ここに自転車が4台。
トレースはその後大猫山への稜線に消えていったのだけど、今回の山行ではとうとう4人パーティには会えませんでした。

デブリのある斜面を行くと、片貝南又発電所が見えてきた。9時15分

川沿いにノートレース・デブリの斜面を歩きます。

こんな土砂雪崩も…

猫又谷が見えてきた。圧巻です。あんな斜面歩けるのかしらん…

大きくしてみる。デブリがいっぱい…

少しづつ、谷が近づいてきます。でも、標高はちっとも上がらない。時間は13時を回りました。

歩きだして6時間。このままだと猫又山に着くのは夜になってしまう…
テントの張れそうな、雪崩の危険のなさそうな場所を探しながら…
で、ここ。

1310の地点。
整地し、中のいい雪を確保し、部屋の中も整えます。
今夜の様子を考え、フライはなしです。明日の重さ軽減コース。

テントの正面の谷。デブリがいっぱい。小石が落ちるのか、からからと音もします

お酒と、カレーと、まったりで、もう眠くなる頃、夕日が綺麗です。

4/27
今日はできれば毛勝山まで行きたい。
テントを回収して

5時に出発です。

こちらの谷は西向きなので、朝はアイゼンがよく効きます。

稜線から陽が出てきました。7時58分

歩いてきた谷を振り返ります。急…

猫又谷からやや大猫山への稜線に沿って登ります。なぜか谷のデブリが嫌みたい。8時45分

急です。ピッケルのピックを差しながら、蹴りこんで行きます。まだまだ…

もうすぐ稜線。9時50分

稜線に上がりました。10時8分
剱が、わーって感じで飛び込んできました!

猫又山

剱

大日と奥大日

40分も大休憩し、猫又山に向かいます。

振り返って、乗り上げた稜線から猫又山へ

ライチョウに会いました。残念ながら写真は撮れなかった。でもフンは残していったみたいね。

まだ、元気です。でもすでに1時間も歩いています。東に向いて、太陽の力で雪が緩みだし、歩きにくい…

猫又山山頂。ここだけ雪がない…12時25分

猫又山

釜谷山から毛勝山

途中で3人のパーティに会いました。隣の車の方たち。
西北尾根は雪が悪くて苦労したと言ってました。
釜谷山。14時27分

さらに3人パーティとすれ違いました。もう反対の方にとめた方たちです。やはり西北尾根は大変だったと。
この稜線ももう雪が緩み、ともするとざっくり腰まで抜けちゃいます。
地図で確認。
釜谷山から毛勝山南峰の鞍部、2300辺りの樹林があるところ、今日はここにテントを張ろう。
時間は15時。
樹林といっても4-5本。10センチ下の雪はアイスバーンになっていて聖地に時間がかかった。
富山湾が太陽で光っている。

今日はけっこう疲れた。焼酎もあまり飲めず、ラーメンを食べたらもう眠くて…
明日はあまり天候が良くないから、早めに谷に降りたいね。
4/28
2時
テントの外は夜景だ。

テントを回収した跡。

後立山

毛勝山。5時出発

剱

鹿島槍

5時57分。毛勝山山頂からの剱

山頂からの後立山

山頂は風が強く、コルまで降りて休憩。6時5分

コルからは日帰りの人がいたのだろうか、トレースがあった。
しっかりきってあるので急斜面がとても歩きやすかった。感謝!

落ちるように谷。

この谷もデブリがすごい

延々と1500m降りて、堰堤が連続するところまできた!

阿部木谷を片貝山荘までの間
紫菊咲きいちげ?

ミノコバイモのような花

林道は雪崩で寸断されているところも

やっと片貝山荘

谷には桜がいっぱい。春だね

カタクリも。

林道になってからは、フキノトウやココミを少しいただきながら、歩いた。
でも、最後の400mの高低差はやっぱり疲れた。ゲートが見えた時はほんとうれしかった。14時

やっと、毛勝三山の稜線が歩けた。
剱と後立山の展望はやっぱり素晴らしかった。
他のパーティと逆コースだったから前半はトレースがなく、時間もかかったから大変だったけど静かな山が楽しめた。
それに、テントを張るタイミングや場所の選定が的確で、不安もなく、山を満喫できた。
なんといっても、この稜線はやっぱりいい。また、今度はどちらかの稜線を来てみたいなぁ(*_*)
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白馬乗鞍岳・天狗原
2014-03-22
2014年3月22日(土) デイジーとしんちゃんせっかくの3連休。
初日の北は大荒れ。降雪が半端ないようだ。
なのでゆっくり家の用事を済ませ、早寝をして22日未明からの活動。
とはいってもやっぱりなんだかんだと遅くなって、栂池の駐車場に着いたのは8時頃。もうすっかり満杯だ。
しかたなく有料の駐車場になんとか入ることができて、これもラッキーだったようだ。
切符売り場も長蛇の列。
ところが…
昨日ロープウェイの上辺りで雪崩があり事故に巻き込まれた方がいるようで、今日はロープウェイが動かないそうだ。
「どうする?」「………」「………」「一日券買ってゲレンデにする?」
とりあえず1日券が割安になっていたこともあって、1日券をかってゴンドラに乗った。
この時携帯に山岳会の仲間から電話が。
昨日の11時頃、鵯峰の南斜面で雪崩が発生して1人亡くなられたとの情報。
ゴンドラに乗り、リフトに乗りついでスキー場の上まできた。

今日は天狗原から振子沢方面に滑り登り返して帰りは鵯峰を経由して降りてこようと思っていた。
でも…
ロープウェイは動いていないし、雪崩もあったことだし…
この時点ではどこでなだれたのかわからなかった。
リフト上まで行って、天狗原まで行って戻ってきてゲレンデ滑ろうかってことになった。
9:50 シールを付けて歩きだす。

快晴。

ハクノリも風が強そうだ

林道は大渋滞。
鵯峰への斜面は急で歩きながら見上げるとなだれてこないかと心配で(この斜面が雪崩れたとは知らなかった)上を見上げながら渋滞の列から抜けたいと思いながら歩いた。
もうすぐ天狗原
このころから右足のかかと辺りにひりひり…「なんか靴下についとるんかな?」…
しばらくして、「もしかしたら靴ずれ?」…



天狗原に11:55
けっこうな風だ。大急ぎでシールイン
この時判明!
靴のスキーモードを直そうとしたら、なんとずっとスキーモードで歩いていました(笑)
どうりで…… 靴ずれでしょうね とほほ…

シュプールの自分撮り してみました。

鵯峰
いつか裏ヒヨに行ってみたいな~

さらに自分のシュプール、もう一本はデイジー

一回雪につかまってこけた
もがけばもがくほどに雪の中に入って行ってしまう
しかも、いったん乗っかった雪は重く固く、少しなのに身体は動かない…
雪崩の恐怖はいかほどでしょう…
いつの間にか五龍の方は雲の中です。あんな雲はきっと中はすごい風です。

途中小さなツリーランを楽しみながら最後もスキー場へ林の中を抜けて戻りました。

雪は重めのパウダー。場所によって雪質が変わり、難しいでした。
でも快適な斜面もたくさんありました。
せっかく1日券を買ったのだからと、リフトに乗ってゲレンデを滑ってみたけど、やっぱり面白くない。山がいいなぁ…
3-4回乗ったけど、もうやめて帰ることにしました。
ゆっくり温泉入って美味しいもん食べて帰ろうね。
切符売り場まで降りてきたら、信濃新聞の方にあいました。
雪崩に巻き込まれた方たちのことを教えていただいたのですが、林道の入り口から500m辺り鵯峰の斜面だそうでした。
上をきっていったらどんどん降りしきる雪、さらに危険ではあります。
その時の状況はわかりませんが、山スキーのリスクは高いと思いました。
山はリスクに対してはベテラン・初心者なんてあまり関係有りません。
山に入るものすべてがリスクを背負っているので、自分は仲間はどうだ?といつも謙虚に、引き返す勇気を持って臨みたいと思います。
ということで、今回は振子沢の大滑降?はお預けとなりましたが、山は逃げませんのでまた今度。
でもいい斜面楽しんできましたので、良かったね~
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八ヶ岳・大同心稜
2014-03-17
2014年3月14日(金)夜~17日(月) 参加者 ダンボとドナルド3/14
23時頃ドナルド宅出発。西友で食料を買い、途中駒ヶ根と諏訪で仮眠をとり、美濃戸口駐車場には6時頃到着。
3/15
駐車場にはすでに先行の登山者の車が上部にいっぱいになっている。
今日はかなりのパーティが入山するのだろうか?
ダンボは今回が冬山登山デビューです。(このためだけではないけど、スカルパのモンブランとオーバーパンツを新たに購入)
写真の通りこの日は快晴!風もなく、登山日和でした。早くスタートしたい!気がはやります。

美濃戸口出発6:47

この先300メートルで車がスタックしていて、車が渋滞しています。(後でわかりました)
赤岳山荘駐車場までは自家用車で入れますが、路面が凍結していてスケートリンクになっています。
もし、車で入るなら、4WD×4チェーンでないと無理でしょう。

赤岳鉱泉に到着
土日とあって、小屋の中はものすごい人です。 10:48
小屋でカップラーメンを食べて一息ついてから、アイゼンを装着しピッケルを出してジョウゴ沢へ出発。

ジョウゴ沢F1に到着 11:33
氷がない! 雪で滝が埋まっている! F1が歩いて登れてしまいます。

続いてF2に到着! 11:41
とてもがっかり!
雪で滝が埋もれています。10mは埋まっているようです。楽しみにしていたのですが、本当に残念。

このまま一日を終えるのもなぁ…と思って
ダブルアックスのやり方とアイゼンワークを教えていただきました。
氷がだいぶ悪くなっていて、うまく刺さりません!


アイスクライミングの雰囲気を味わい一日終了!
今日はヤッケなしでいられるくらい快晴でした。 明日もこんな天気を期待して……
3/16
2日目ツエルトをたたんで身支度を終え出発をしたのは6:30頃
今日は大同心稜から横岳稜線…横岳…赤岳…下山です。
ドナルドにアイゼンをひっかけないようにと何度も注意されました。
大同心の稜線を見ると余計気持ちが引き締まります。

取りつき付近 8:26

途中休憩のときに抜かしていったパーティが見えました。
今日は南稜を登られるようです。途中まで一緒ですね。

取りつきに到着 8:54
この岩の右側をトラバースします。
岩の中に石がいくつも挟まっているような岩で、脆弱そうです。しっかり足で立って進まないと…
ちょっと写真を撮る余裕がありません。渡りきった時には安ど感で…


ザイルを出して2ピッチ目から余裕が出てきました。 10:15

後ろを振り返ると登って来たんだなあと、思わず感動!

もうすぐ稜線 10:41に到着です。
風が強くて身体が持って行かれそうになります。

稜線に到着 11:01
この日は前線が通過する影響で、5分刻みで風がとんでもなく強くなっていきます。
これからのコース予定を変更して、硫黄岳から下山となりました。
……が、軽量のダンボはまともにまっすぐ歩けません。

風にあおられ、しりもち着いた時に撮りましたが、もう普通に立って前に進めません。
風は弱まるどころか強くなる一方です。
たぶん風速は40m毎秒はあるかと思います。
11:36の時点でビバーグ決断。
前夜に稜線でのビバーグの訓練の話をしていたのが現実になりました。うれしいような悲しいような…複雑…

稜線から少し下がったところで、ビバーグポイントを作り、ビバーグ開始。
まだ昼になったばかりなのに…
ツエルトの中は風の吹き流しの中にいるようで、常に風が吹き抜けていきます。
シュラフ・シュラフカバーで保温に努めます。こんな状態ですが、案外いけます。
一晩何とか過ごせるかな。でも、この風がおさまってくれるかが心配です。
のどが渇いたかな。あれま! テルモスを外に出しっぱなしで中が凍っている。
水がない。………火も、風が強くて使えない。これはおとなしく寝るのみ。
谷間からジェット機か何かの轟音みたいな爆風の音を聞きながら、未明までうとうとしていた。……結局よく寝れなかった。
風がおさまったのは午前3時を回っていたように思います。
3/17
あくる日のビバーグポイント
ぶっつけ本番のビバーグでしたが、一晩乗り切ることができたことの達成感がありました。
今日は仕事があるのですが、休んじゃいました。
ビバーグポイントをバックに

今回は冬山デビュー・稜線でのツエルトビバーグデビュー アイスクライミング …… 盛りだくさんの山行となりました。
1日下山が伸びましたが、無事に山行が終了したことに感謝です。ドナルドさんありがとうございました。
また、いろんなところに電話をかけて、携帯の電池が切れてしまって、かえって心配をかけてしまいました。
お詫びします。


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大崩山とMt.乗鞍
2014-03-09
2014年3月8日(土)~9日(日) 参加者 バンビ&デイジー&しんちゃん今日は久しぶりの山スキー
このところの地元での雨で、上ではふわふわが期待できそうな猫岳に行くことになった。
今日はあまり天気が良くない。
久しぶりってこともあって、アイスバーンになる前に戻ろうって気持ちだ。
5時半に多治見を出発。
8時半にいつもの駐車スペースに着いた。
先行者は1台。
車に乗っている2人も私達の後に出発だ。
牧場の看板のところから入る。
ここでハプニング!
デイジーのストックが凍って伸びない。
カイロで温めたが動かない。お湯をかけたらやっと動いた~
やれやれ…
大きくカーブしてから尾根にとりついた。
先行者のトレースはとてもありがたい。
おおきくZをきって登る。

五色ヶ原の山荘が見える。いい斜面だ。ふわふわは10~15㎝かな?その下は固めだ。

後から来た2人組はいつの間にかいなくなっていた。戻ったかな?
1時間くらいでこの尾根。風が強くて寒い。

輝山だ。南を向いた斜面だからかブッシュが出ている。真っ白になる時に行きたいね。

途中からラッセル交替。トレースはなくなった。

樹林に入ると再びトレースがあってありがたい。
これはなんのあな?
カメラのシャッター音で熊さんが出てきそう…

どっさり雪をかぶった木の下をくぐって行く。
上から滑って来た人と、下から登って来た人に出会った。
上から来た人は6時に駐車場を出発して、大崩山まで行って来たそうだ。
下から来た人はこれから大崩まで行くとのこと。
しかも、この2人は知り合いだった。
この辺りは庭のような感じ。
今日はかもしかから乗鞍は山頂までは無理そうだし、こちらも大崩から猫はガスに巻かれるから大崩山までがいいよって話してみえた。
私達も照準を大崩山ってことに決めた。

夫婦松に11時45分。少し時間がかかりすぎたかな?

以前引き返したところに着いた。
13時。
ここでバンビは待っていると言う。
たぶん後1時間くらいだよと言うが待っていると言うので、場所も特定できるし14時半には戻るからと言って出発した。
森林限界に近くなっているはずだがまだまだ大木がいっぱい…
雪もどんどん降ってきた。

デイジーの速さについて行けないけど、黙々と歩いた。あと1時間あと1時間…て感じかな?

デイジーが止まっている。時間は14時10分。
森林も少なくなってそろそろ山頂?

デイジーはシールをとっていた。
上から先ほどの方が滑って来たので、ちょこっと話。
もうすぐだよ山頂は。って
20秒も滑ってないからほんとすぐだよって。
デイジーは、下で仲間が待っているから、14時半には戻るからって言ってあるので。って
そうだね。もうほとんど山頂だし、山頂に行っても猫岳が見えるわけでもないし。

記念撮影


ここからちょこっと右へ


ふわふわのすごくいい斜面だ!
感激感激!!!
登ってよかったね~
ほどなくスカイラインに出て、しばらくしてバンビと合流。
それからもパウダーを満喫だ


下手な私でも充分満足の雪でしたょ
でも…
ここは下に林道のあるところ
ちょうど下にはなにかの穴が…なんとしても斜めって滑らねば…
みんなして滑った後は雪が削れて大変なことに…しかも固い!
足の下はありません(T_T)

なんとか横滑りに降りました。1番の核心部???
駐車場に16時に着いたね。
今度のパウダー狙いはもう30分早く家を出よう。
今夜はいつもの青葉荘。
宿泊者限定でMt.乗鞍のリフト券が半額だ。
翌9日
今日の乗鞍は大風が吹いている。

ツアーコース入口の様子

今日は12時半までゲレンデを滑った。
コブの練習やそれぞれに課題を持って?練習。
2日間雪三昧で楽しかったね。
この先まだまだパウダーはあるのかな?
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木曽福島スキー場、コブの練習
2014-03-03
2014年3月3日(月) 参加者 バンビコブは全く滑る事ができないので、挑んで見ようと木曽福島スキー場に行った。
木曽福島スキー場のHPには、シークレットB 、シークレットCにコブがあり、滑る人がコブを発達させるようなことが書いて有った。
リフトから見るとシークレットCは、圧雪車が入らず整地していなく遠目に見ても全面がコブのままである。
誰もいないのが気にかかる。
とりあえず、Cの連絡通路に行ったところ、圧雪車で整地して波目模様がしっかりある。但し凍結しているので波目模様にスキー跡ができない。止まる時にガリガリ音がすごく大きい。
シークレットCのコブも凍結、人がいなかった理由が理解できた。又私のレベルで対応できない。ズルズルと横滑りで降りた。
シークレットBは中央部が圧雪車で整地しているが東際にコブがある。深さ0.5m以上の深いコースと深さ0.2m位の浅いコースがあった。ここも凍結している。浅いコースに少し入ったものの、コブに飛ばされるだけで滑りにならない。即中央部に出て滑った。


午後から天気が晴れ、御嶽山もよく見える。Bコース上部の凍結していた波目模様は、気温が上がり雪が柔らかくなったのか波目模様が消えている。浅いコブのコースに入ったものの、ターンのタイミング遅れからコブに飛ばされるのは変わらない。何か技術的に不足している物があるようだ。
気温もかなり暖かくなった1500頃に、頂上斜面で10cm位のコブができ始めた。他人の滑りを見ていると足の踏み替えで小さなターンを繰り返しスピードをコントロールしながら滑り降りている。
他人の滑りを見ながら、足の踏み替えに因るターンを試してみた。多少踏み替えに因るターンらしき事が、自分ではできたような気がした。
技術的にこれが、コブに入る前にマスターすることではないかと結論した。
多治見から2時間以上掛けてスキー場に行き、1日リフト乗り放題、昼飯付きの料金2,600円 元を取り、充分な成果があった一日でした。
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南木曽岳
2014-02-23
2014年2月23日(日) 参加者 デイジーとしんちゃん2週続けて大雪で、でもその後はさっぱり降っていないからスキーより歩きに行こうかということで、おなじみの南木曽岳に来た。
行くところに困ると南木曽岳。
登山口から山頂までの標高差が以外とあって1100mほど。
しかも途中からトレースがないことが多く、そこからは大岩があって越す為のルート選びに経験値がものをいう、意外と楽しい山だ。
テント持って行っても、カルカルでガシガシ行っても楽しい。
山の動物も多くて、知り合いは熊さんにあった。
で、今日は日帰り。
アイゼンとワカンを持って出かけた。
多治見5:40 = 登山口7:40 ~ 巨大樹の森9:45 ~ 10:45山頂まで2Kの看板10:55 ~ 大岩を越えて
13:20 ~ 13:30引き返したピーク14:00 ~ 2Kの看板14:45 ~ 巨大樹の森15:15 ~ 登山口16:45
登山口から固い雪が満載
鹿害予防のテープがやたらとたくさんある森を歩く

第二鉄塔辺りから見える伊勢山
7-8年前にあそこを登った時は、登山道がなくて残雪期のみの山だった。三角点を見つけた時は感激だった。
今は登山道ができてるとか…

1週間前?に歩いた人のトレースがしっかりと。
ありがたい。アイゼンもいらなくて楽ちん

南に進路を変える。
鹿害のテープを張る作業中の若者が2人。突然目の前にいて少しびっくり。どこからきたのかしらん
ここから右は南木曽岳。左の尾根伝いにどこへいくかしら。なんとなく行きたくなるような尾根

南木曽の方

中央が見えてきた

山頂まで2Kと看板。
ここまであったトレースがなくなった。
先週はここで引き返したのかな?
ひっさしぶりのワカンを付ける。

ワカンを付けずに踏み出したらももの半分まで埋まってしまった。
ワカンを付けたらすいすいだ。
これは誰の足跡かしらん

おそらくウサギといたちの徒競争のあとかしらん
ついついそのあとを行ってしまう。
彼らは軽いからいいなぁ~
私はまだ潜らないけどデイジーは時々わぁ!と踏みぬいている。

けっこうな急斜面を黙々と…

時々あっちへ引き返し、こっちへ引き返し…と飽きない。でも時間が…

とても急な斜面。大岩が行く手をさえぎるので、左から攻める。

もう引き返しの時間だ。
大岩を越えたその上の空き地
その向こうは倒木地帯だ。
少し戻って左に上がるといいかな?と思ったが、デイジーがもう時間だから引き返すよ。と無情な発言。

少し戻ったピークでコーヒータイム。

御嶽

乗鞍と北アルプス。前穂がきりっと美しい。

中央だ



帰りは滑るように…


登山口に着いて終了。

山頂までは行けなかったけど、雪と遊んだいい一日だった。
トレースがなくなってからはやっぱり歩みが遅くなって、それでも自分のトレースを付けていくのは面白かった。
また、行こう。今度はテント持ってかな?
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霧氷の御在所岳
2014-02-17
2014年2月17日(月) 参加者 ドナルドとシンバ多治見5:30=湯の山温泉7:15ー裏道ー藤内沢三ルンゼ11:40ー御在所岳13:30ー中道登山道ー湯の山温泉16:00=多治見18:15



今日はドナルド指導のもと、御在所岳で冬山デビュー戦を飾らせて頂きました。
山へ行くのが久しぶりで、正直中盤以降バテバテでした。
最初藤内沢出会あたりでザイルワークを指導して頂きました。
初めての経験なので、ザイルの結び方が中々覚わりません。
懸垂下降もまだまだぎこちないです。
その後、藤内沢ルンゼでピッケルを使用し氷の取り付きを教わりました。ザイルワークもそうですが、体のあちこちに
へんな力が入ってしまい相当な体力消耗をしてしまいました。
ここまでで、かなり時間を費やしてしまったので、計画の武平峠以降はカットし御在所岳頂上から中道登山道で下山しました。
頂上の霧氷が素晴らしかったです。かなりハードでしたが、充実した山行でした。
記 シンバ
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